見物人の頭のなか

映画と美術展などの感想。

カンフーハッスル/村人Aたちの覚醒

 

 

 

 

出演:チャウシンチ―他

監督:チャウシンチ―

 

(あらすじ)

人々を震え上がらせる殺戮組織、斧頭会。

その名を語って悪さをし、シン(チャウシンチ―)とその相棒(ラム・ジ―チョン)は飢えをしのいでいた。しかし、貧農が共同生活を送る豚小屋砦ではあえなく撃沈。苦し紛れで放った爆竹が偶然、斧頭会の一員に当たる。あわや、村人全滅かと思われたとき、実は中国武術の達人だったという村人たちが立ち上がり、事態は波乱の展開に—。

 

おすすめ度:☆☆☆☆☆

笑える度:☆☆☆☆

戦闘シーン興奮度:☆☆☆☆☆

 

(感想)

※少しネタバレあります。

 いやー面白かった。

チャウシンチ―のセンスが光る映画。オープニングの斧頭会の紹介PVも素晴らしいです笑

この映画はあらすじ的には王道ですが、ロマンがあるんですよね。

どこにでもいるふつーのおっさんが、実は中国武術の使い手で、突然キレキレの動きで敵をバッタバッタとなぎ倒す。

そりゃかっこいいよ! 

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いつもはめそめそしてるおっさんの本気!

 

このおっちゃん以外もキャラが良くて、奏でる刺客の静かな殺気もいいし、管理人ののんだくれ親父と恐妻おばさんの最強コンビもワクワクする。

 

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最強コンビ

 

出てる人たちはすごいどこにでもいそうなのに、かっこよく見えて仕方ないのだ。

 非日常への入り口がすぐそこにありそうな、そんな気がする映画でした。

 

 

まとめ

ブラックな笑いが苦手な人以外は楽しめると思います(チャウシンチ―作品の中ではマイルドなほうです)。ぜひご鑑賞あれ!