見物人の頭のなか

映画と美術展などの感想。

ポツネン氏の奇妙で平凡な日々(ネタバレなし)

初めて小林さんの舞台見に行きました。

生きてる間に行ってよかったー!映像を取り入れている作品はDVDより断然ライブの方がいいですね!画面を通して映像を見ると荒れてるし、せっかくの計算された演出の魅力が半減です。

といっても、ポツネンの作品は第一作目のpotunenと第二作目のo-maruしか見たことがなくて、「うーん、ポツネンシリーズは面白さに波があるなー」と正直ずっと思ってました。が、今回のポツネンさんは全体を通して面白かったです!本当に!

全話を通して、意表を突いた笑いがいっぱい仕込まれていました。セリフなしで笑わせるってどんなに大変なんだろう。物語の予定調和や暗黙の了解をしっかりわかっていないとあんなコント作れないよなーって思いました。今回もマルっぽい感じで終わるのかなーと思っていましたが、予想以上の終わらせ方でした。あれ大好きです笑。

あと気になるのですが、途中のカメラの場面ででてきた写真がマグリットの作品に似ていたのですが、あれは似せたのでしょうか?めっちゃマグリットっぽいと一人興奮してしまいました。アンケートで質問すればよかったな~

ポツネンさん、大阪にも来てくれて良かったです。小林さん、挨拶のために舞台袖から4回くらい出てきてくれたし笑 なんてサービス精神旺盛なんだ!笑

あー今日は映画も見ようとか思ってましたが、映画によって記憶が上書きされるのが嫌で見れない笑 あと3日間くらいはこの作品でお腹いっぱいだーー。めっちゃ美味しい松茸を食べた後みたいな感じです。余は満足じゃ~。良い作品やったなー。ありがとうございました。